食事サービスではおせち、季節御膳のほかに正月の行事として、7日(火)に七草粥、11日(月)に鏡開きとしてぜんざい、15日(金)に小正月として小豆粥をお出ししています。
七草粥を食べる1月7日は、端午や七夕などのご節句のひとつ「人日(じんじつ)の節句」。人の日とされ、過去の1年の厄払いをして、これから1年の無病息災と招福を祈願する日とされています。
【春の七草の種類】
「芹(せり)、薺(なずな)、御形(ごぎょう)、はこべら、
仏の座(ほとけのざ)、菘(すずな)、須々代(すずしろ)」
鏡開きとは、正月に年神様(としがみさま)が滞在していた「依り代(よりしろ=居場所)」である餅を食べることで、霊力を分けてもらい、1年の良運を願う行事です。
ぜんざいに使われている餅は精白米とさつま芋を練り合わせて作った柔らかく歯切れのよい手作りの特製餅を使用しました。
おやつで出した「ぜんざい」は食べるのを待ちわびていた方もいて、「美味しか~、やっぱよかね」ととても喜ばれていました。
正月は元日から1月7日までを正月(大正月)、1月14日~1月16日までを小正月と呼び、1月15日に、一年の邪気を払う目的で小豆の入ったお粥(小豆粥)を食べる風習があります。
エルダーさんや利用者の方が今年1年も健康と良運でいてほしいと願いを込めてお食事を提供しました。